リコシェ(ricochet)は、フランス語で水きり遊びを意味します。
    ヴァイオリンでは、弓の中下の位置で、一弓スタッカートで水きり遊びのような奏法を指します。
    ソティエのように、弓が弾む位置を感覚で覚えることができます。
 
    
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    弓を返す瞬間に、指弓の曲げ伸ばしを素早く行って弓を弾ませます。
    
    G-Dur 上行形・ダウンアップ → 下行形・アップダウン → 上行形 往復
    
    この順に訓練しますが、まずは上行形ができるようになってから、次へと進んでください。
    慣れないうちは、弓幅が無駄に多くなりがちです。
    往復をするときには、助走をつけるために、置き弓で弾き、それから急速に指弓を行なうことによって弓を弾ませます。
    弓幅を狭くし、指弓をはっきりと行い、弓が弾むのをコントロールできることを目差します。
 
    
 
    
弓幅狭くとります。3つのなかで一番難しいです。