腕に力が入っていると、ビブラートがうまくかかりません。
    そのための練習です。
    ビブラートをかけながら、肘を内外に振り子のように振ります。
    これは脱力ができていないと、うまくいきません。
    腕の脱力を意識してやります。
    
    <肘の動き>
      内
      ↓
      外
      ↓
      中央
    
    といった具合に、脱力の範囲で行います。
    回数多く振るといいのかと勘違いする人がいますが、それでは逆に脱力の妨げになります。
    一回の動きをゆっくり行う程度で効果があります。
    
    これは体の硬い大人で、ビブラートがうまくかからない人にとても有効です。
    大人から始めたアダルトビギナーの場合、体が硬く力が入る人はビブラート習得には時間がかかります。
    
    この練習を日々少しずつ、ビブラート習得を年単位で取り組むつもりでやってください。
    人にもよりますが、効果が上がる練習です。