自分たちで記入する便利なマーク


<メガネマーク>

リタルダンドや、皆で一斉にタイミングをとって弾く時など、要所で指揮者を見なくてはならないときに楽譜にメガネマークを鉛筆で書き込みます。その瞬間、ホントにメガネかけてみる?


<各楽器の名称>

合奏では、フルートが1小節はやく演奏したら自分たちが演奏する、またはヴィオラとユニゾンだとか、チェロを聴きながら演奏するなどの楽器の名称を書き込むと便利です。


(主な略記)

VnⅠ第1ヴァイオリン VnⅡ第2ヴァイオリン Va ヴィオラ Vcチェロ Cbコントラバス

Fl.フルート Ob.オーボエ Fg.ファゴット

Hrホルン Tpトランペット Tbトロンボーン Timp.ティンパニ


<→>

テンポが前向き、または少し早くなるときに記入します。


<←>

テンポが少しゆっくりになるときになるときに記入します。

<波線>

リタルダンドなどの遅くなるとき、またはフレーズの変わり目でほんのすこし遅くなるときなど、アンサンブルで注意しなければならないときに記入します。


<V.S.>

volti subito の略記号。

急いで楽譜をめくった先でも弾き続ける場合など、譜めくりで気が抜けないように「V.S.」と記入しておきましょう。


<[_○_] (数字)>

数小節休みがあって譜めくりをしたら、何小節休みを数えればいいのか忘れてしまうのを防ぐためにページの最初に書き込みましょう。


<in ○>

指揮が四拍子で振るときには「in 4」と記入します。

2つ振りは「in 2」です。


<△>

3拍子に変化したときに拍子の取り方がかわるため、注意するために△を記入します。

指揮は3拍子ではハッキリ△の図形に振る場合と、○を描くように振る場合があります。○の場合は一つ振りなのでin 1となります。